嘘にまみれた「私」の脱ぎ方

人から嫌われないために装っていた「私」を脱ぎ捨てて、素の自分で生きていく決意をした私の大暴走をご覧あれ!

お金を稼ぐとはどういうことか? 「TOKYO 0円ハウス 0円生活」であなたの価値観が一変する!

、坂口恭平さんの「TOKYO 0円ハウス 0円生活」という本を読んでいます。

「ふーん、ホームレスの話ね」と軽い気持ちで読み始めたのですが、彼らの生き方は想像以上に奥深く、良い意味でガツンと価値観を変えてくれました。
今日は、この本に出てきた現役で路上生活をしている方の中から、特に印象に残ったお二人をご紹介したいと思います。

 

 

 

アルミ缶拾いで『安定収入』を得ている鈴木さん

ルミ缶の単価は2006年時点で1キログラム126円、2001年と比べると約1.7倍に上がってはいるものの、”同業者”の急増で拾える缶の量は減ってきているそうです。
鈴木さんは、そんな中でも『安定収入』を得ることができているのだとか。
その秘訣は「綿密なスケジュール」「契約」の二つにアリ!
まずは各回収ポイントのゴミ出しの時間帯を調査して表にします。これを元に一週間のスケジュールを作成することで、他の人より一足お先に獲物をゲットするわけです。
これだけでも「なるほど!」と思わず感心してしまったのですが、もう一つの「契約」の話がこれまた面白い。
なんと鈴木さん、空き缶を出している人に話しかけて、
「私はこれで生計を立てておりますので、よろしかったら毎回空き缶を譲っていただけないでしょうか?」
ストレートに交渉しちゃうそうです。
まともに話せるとわかれば、案外、すんなりOKしてくれる人が多いらしく、中には他の人に取られないようにと所定の場所に隠しておいてくれる人もいるのだとか。
こうした工夫によって、鈴木さんは『安定収入』を得ることに成功しているのです。
この話をうかがったのが2006年らしいのですが、これだけのアイディアを出せる人だから、今頃はどこかで起業家にでも転身しているかもしれませんね。なんとも頼もしいお方です。

 

仲間とパトロンからの支援で成り立っているウジイエさんの生活

う一人ご紹介したいのが、「働かずに」路上生活をしているウジイエさんです。
この方は新参の路上生活者にお金の稼ぎ方など生活の知恵を授ける『世話役』を担ってはいるものの、自分ではそうした稼業を行わないそうです。

では、どうやってご飯を食べているのかというと、彼はその人柄の良さから周りに人が集まってくるそうで、なんとその方たちからの支援だけで暮らしているようです。
さらに、”魚河岸のえらく体格のいいアンちゃん”がパトロンについているらしく、その人がせっせと稼いではお金をくれるのだとか。
人柄だけで生きていけるなんて、恐るべしウジイエさん!

 

まとめ

めて人の生き方って本当に多様だなと感じさせられました。私たちのイメージする最低限の生活をするまではいかなくても、ゼロ状態からお金を稼ぎ出すという面で、彼らから学べることは多いと思います。

私のような凡人はどうしても「お金を稼ぐこと」が「バイトや会社勤め」に直結してしまいがちですが、ちょっと視野を広げれば、まったく違った世界が広がっているのですね!

「さあ、私はどうやって稼いでいこうかしら!?」と、非常にワクワクさせてくれる一冊でした。